これは大当たり。
80年ぶりにフランクフルトのオペラ座で初めて演奏されたCarma Buranaが、再演されたコンサート。素晴らしいの一言でした。
指揮者の方も始めて拝見したのですが、どんな音楽が作りたいのか、明確にわかり、それにオーケストラもコーラスもばっちりとついていって、音楽も素晴らしいですが、なんと表現すればよいのか、エンターテイメント性が高く、どんな人でも色々な角度から楽しめそうで、完成度の高いコンサートでした。曲の選択もやはり、観客に喜ばれそうなものを目玉のCarma Buranaに当ててきており、構成もまとまっており、拍手が本当に長く続きました。ラテン語や、古代ドイツ語の歌詞などのつく、この歌曲の成り立ちも個人的には、面白かった。クラッシックのコンサートで、心に偽りもなく良かった!と思ったのは久しぶりでした。
Tschechischer Philharmonischer Chor & Philharmonie Brünn
Leoš Svárovský
曲目
Alexander Borodin (1833-1887)
“Poloqwtywe Tänz” aus “Fürst Igor (12`)
Antonín Dvořák (1841-1904)
Slawische Tänze op. 46 und 72
Carl Orff (1895-1982)
Carmina Burana (65`)
Fortuna Imperatrix Mundi
Primo vere
Uf dem Anger
In taberna
Cour dàmours
Blaziflor et Helena
Fortuna Imperatrix Mundi