エルマーのぼうけん ルース・スタイル・ガネット(さく) ルース・クリスマン・ガネット(え) 福員館 

子供のときに読んでいた本。絵をみると、ぱぁっと子供の時の記憶が呼び覚まされる。こうやって何代も語り継がれるこどもの本って、お話がおもしろいことはもちろん、絵に詩情がある。

いまのよのなか、時間が早すぎたり、動画で沢山色々見られたりで、ぼーっとしたり、ぼーっと想像したり、余韻を楽しんだりする時間がない。子供にもっと、ゆっくりした時間をつくらなければ、と思う。それには、おとなもゆっくりしなければ。

エルマーのぼうけんは、少し早いかなと思って読み聞かせたが、子供たちは、話に引き込まれてきちんと聞いていた。今まであまりなかったことだけれども、わからない言葉があると、聞いてくる。

子供に面白いはなしは、おとなも読んでいて楽しいな。勇敢で知恵のあるエルマーが、子供の力を信じる気持ちにさせてくれる。

かえでがおか農場のなかまたち アリスとマーティン・プロベンセン 童話館出版

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本を開いたときに、「わぁ!」と思わず声をあげてしまいました。ヨーロッパには、よく農場の絵本はありますが、農場にいつもいて動物が大好きな方が書いたのかなと楽しく読み進められました。何より、ユーモアが感じられるのと、絵の色使いや、エピソードがとってもかわいい。たまに鶏がきつねにつれていかれたり、ヤギに柵をふっとばされたり、猫が喧嘩してたり、怠け者の馬がいたり、リアルなのが面白いです。

くまのローラ トルード・デ・ヨング 福音館書店

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「くまのローラ」大人の現実が反映されていて、わがままで、本当のことばかり話すくまのローラが面白くって、子供たちに大人気の本になりました。お父さんがシングルファーザーだったり、スーパーからかってにマシュマロを取って帰ってしまったり(お父さんと後で一緒にお金を払いにもどります)、読みながらドキッとすることもありますが、くまのローラが恋をしたり、ポップな感じでこころに残る一冊でした。

週刊ダイヤモンド 16年12月10号 商社の英語

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商社の英語特集部分のみ読了。
これを読んでいるだけでは、語学力はアップしないが、英語学習においての有益な情報が幾つか。
何よりも、登壇されている方々の猛烈な学習の様子に、モチベーションがあがる。
個人的には、商社内の語学ヒエラルキーの記事が面白かった。
一纏めに商社マンといっても、その中での語学力は様々だということ。
このヒエラルキーが、語学学習の(ならびに業務での語学利用の)目標設定に役に立つ。

ビジネススキル大全 藤井孝一 ダイヤモンド社

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ビジネスに役に立つ、著者の選んだ各分野の良書を紹介。
膨大な量のビジネス書を読了され、WEBで書評をされている著者が、選りすぐりの本を紹介されているので、分野毎の手始めの一冊を選ぶ足がかりにしたい。

ビジネス書は、知らないと無駄な時間を使うことも多いので、流行に乗って色々読むのも悪くない。ただ、自分が何をしたいか分からないと、インプットをして使わずに終わりということもあるので、すでに選別されているものを読むのは悪くないことだと思う。後、自分で選ぶとつい偏った分野の本を手に取ることが多いので、著者が思うビジネスに関わる基礎的な分野を網羅して俯瞰するにはちょうど良い。「週末起業」をご提案された方。興味あり。

http://www.bbook.jp/ ビジネス選書WEB
http://www.kfujii.com/ 藤井事務所