三びきのこぶた イギリスの昔話 ポール・ガルドン 童話館出版

三びきのこぶた には 2つパターンがあるようだ。
ぶたの兄弟が、別の兄弟の家に駆け込んで生き残るパターンと、
しっかりした家を建てないと、狼に食べられてしまうパターン。
こちらは、その食べられてしまうパターン。

子供に聞いたら、生き残るバージョンのほうが好きということだが、
こういう残忍な表現が子供の本に意外に出てくることが多い。
これはいいのか悪いのか、悩むところである。

最後に子供が、狼を食べるということは、狼に食べられたお兄ちゃんも食べてしまうんだね、
とつぶやいたそのきづきが一番怖かった、、、、。悠々自適に暮らす末の弟ぶたでありましたが、
賢くて生き残ってもお兄ちゃんは食べないで欲しいな、、、。と思う私でした。