「手帳という武器をカバンにしのばせよう」さとうめぐみ KADOKAWA/中経出版 

9月22日付けで更新した、コクヨさんの手帳術と比較すると、こちらの本はタイトルからして熱意があって、とても良かった!最初の導入のイラストもなんだか熱くて、手帳でこれだけ出来る!というテンションに一気に持ち込まれました。

内容は、多分コーチング等の手法も取り入れて構築された手帳術なのですが、早速使いたいことも多く、やる気も出てきて、読んでよかったです。何よりも手帳の使い方というよりも、手帳を使うことによって、新しい習慣をつくる、夢や目標を叶える、同時に自分の時間や休息もつくる、というスタンスが良かったです。

まあ、すべて厳密に自分の手帳に適応させなくても良いと思いますが、色々やりたいことがあっても日常にのまれて自己実現の時間がとれずにいた私には、とても役に立つ内容でした。

日々の生活に振り回されている感覚があると、役に立つ本。

一点だけ、あーと叫びそうになったのは、手帳術って、大体ビジネスや自分の時間がメインで、子供や家族いる設定がされていない!!! 子供がいると、一気に手帳の予定は一冊の中に3人分(子供二人の場合)の予定とかになり、色わけを既にそこでしたい、とか、その3層のパズルのような日常をどうする、とか、自分の時間をキープすると書いてあるけれど、絶対にそれは無理!とかいった状況がでてきてしまうので、その点もう少し管理しやすい手帳術もみてみたい、と新たに考えました。

8月18日にこちらのブログに記載した、あな吉さんの本が主婦や兼業主婦向きかと思い電子本を買ったところ、ついうっかり間違えて手帳でカウンセリングするという本だったので、もう一度あな吉さんの別の本をトライしてみてこちらの手帳術のエッセンスと混ぜて利用していけるか、確認してみようと思います。

再読必須!