チム、ジンジャーをたすける エドワード・アーディゾーニ 福音館書店

ここのところ(親が)気に入って、何冊かシリーズで読んでいる本。親が気に入って読んでいますが、子供たちも、すぐチムの名前を覚えて、同じシリーズの他の本を読んだときは、3歳児も、「これ、チムね」と自分の友人の様に話の中に入っていきました。海の厳しい自然の中で、子供用の絵本にしては少しリアルな現実がかかれていて、少年の心の持ちようが、人間らしい強さにフォーカスされているのがなんともいえない。勉強とか、これを習えば子供の将来に役に立つといった情報も氾濫しているが、人として一本筋が通っていて、大人とも1対1の人間同士で付き合っていくチムの姿が新鮮。