としょかんライオン(海外秀作絵本17) ミシェル・ヌードセン ケビン・ホークス (イラスト) 福本友美子(翻訳)岩崎書店 

 この絵本を手にしたとたんに、すっかり好きになり、子供に読み聞かせました。多分子供より、親の私の方が好きかもしれません、笑。
 
 お話の筋よりも、ひたすらに図書館とそこにいる人達が大好きなライオンが、最初は驚かれながらも受け入れられて、ゆったりと佇む姿がとても好きです。あたたかそうなライオンに凭れて、私も朗読会に参加したい。その静かな雰囲気と、友達のために、静かに相手を思うライオンの行動が、心にゆっくりと染み入ります。子供には、もう少し大きくなってからもう一度読んでみようかと思います。