書店主フィクリーのものがたり ガブリエル・ゼヴィン 早川書房


書店の本はとても好きなので、読みました。面白かったですが、少しメルヘンチックなお話でした。お話の構成等はよく考えて作ったのだろうなと思うのですが、(なんか映画化を狙ってるのかな?)ドラマ的な作品世界感は少し私自身は好みとは違いました。そもそも、こんなすぐに赤ん坊を育てようと思うかな。とか。ネタバレになるので書けませんが、色々都合よく起こる事があり、文学系というよりもエンターティメント系の話だと思います。(そう思うと面白い)。

色々考えずに物語世界にきちんと入り込めば、よくできたお話だと思うのですが、文体もあまり好きではなく、もしかしたら英語で原書を読んだ方が良いのかもしれません。

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